所用で新装成ったマツダディーラーへ

所用で馴染みのマツダディーラーへ行ってきた。
このマツダディーラーは、かつてのオートザム系列のいわゆるサブディーラーだった。
実はウチの家系は現在、全員マツダ車に乗っている。
具体的には、親父がロードスターRF、妹がCX-3、そして僕がアクセラ・スポーツというわけだが、これらのクルマはすべてここで購入している。
このディーラー、昨年の10月終わりに所用で久しぶりに訪れたら、かつてのモーター屋然とした雰囲気はどこにもなく、新装相成っていてビックリしたのが記憶に新しい。
今回はじっくりと店内を観察する機会があったワケだが、新装相成ったショールームで働く人たちは、年度末商戦も相まってか、とても忙しそうにイキイキと仕事していたのが印象的だった。
新装とは言っても、旧のショールームを最新のマツダショールーム・デザインのテンプレートに則ってリノベーションしたものなので、よく見ると所々に旧ショールームの名残が感じられるものの、総じてとても感じのいいショールームになったのではと思う。
このおもてなし感はかつてのマツダディーラーからは想像もつかないほど
フロントで要件を伝えてソファーに座ると、女性社員の方が飲み物のリクエストを取りに来た。 そこでホットコーヒーをお願いした。
しばらくすると、上の写真のようなセットが運ばれて来た。
おしゃれなカップに入れられたコーヒーをはじめ、これまでのマツダディーラーとは一線を画すホスピタリティ性が感じられる。
これ以上豪華にされると逆に気兼ねするので、本当にちょうどいい塩梅のおもてなし感だ。
それにしても、ゆったりとソファーに座って飲むコーヒーは格別だ。
見事にマツダワールドが展開されている。
ショールームにはソウルレッドに塗られたロードスターRFとCX-3、そしてパールホワイトのロードスターが縦列に展示されていた。
本当は3台ともソウルレッドで統一するのが一番だが、真ん中のパールホワイトのロードスターを、差し色として最近マツダがイチオシのマシーングレーのものにずれば、さらにショールームの雰囲気が洗練されたものになるだろう。
実はこのショールームは、自動車ディーラー激戦区に位置しており、ここから数百メートルしか離れてないところには本家本元のマツダディーラーがあるのだが、こちらはショールームの刷新が手付かずの状態であり、いい意味でも悪い意味でも見慣れたマツダディーラーそのものだが、店の活気というか勢いを感じるのは、明らかにこちらの旧オートザムの方だ。
創意工夫を重ねて本家本元を追い回し追い越す・・・。 痛快さを感じずにはいられない。